ロシアン・ピアノスクールin東京

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8月10日と14日
カワイ表参道で行われたロシアン・ピアノスクールの聴講に
友人の松本裕美子先生と行きました。

ロシアのモスクワ音楽院の教授による公開レッスンの聴講です。
モスクワ音楽院の先生方がどんなレッスンをなさるのか、
ロシアのピアノ教育はどうなのだろうと
とても楽しみに行ってきました。
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午前の部、午後の部ともに3枠(一人1時間ずつ)で6枠。
6時間も音楽のシャワーを浴び続け、耳が幸せ。
でも、おしりが痛くなりました(TT)

途中にドレンスキー先生のレクチャーもありました。

ピサレフ先生、ネルセシアン先生のレッスンは
細部にわたり繊細で綿密、そしてどんなパッセージも音色と音楽にこだわり、
私が気が付いていないことがたくさんあったことを感じました。

そして、ところどころで模範演奏してくださる両先生方のピアノの音は
まさしく「本物のピアノの音」でした。

レッスンの中で印象に残った先生方の言葉

・まず、導入の時に耳を育てる
・どうしてそんなに体を動かすの?それだと何が重要なのかわからない
・打鍵した後は脱力しているけど、打鍵する前に力が入っている
・そんなに叫ばなくても、伝わるよ
・同じ作曲家の他の作品から、演奏のヒントがつかめる

84歳になられるドレンスキー先生のレクチャーは
一日目はロシアのピア二ズムについて、
ピアノの習い始めの1年目が重要であること、
まず、耳を育てることとのお話に納得。

二日目はドレンスキー先生の生い立ち、
第二次世界大戦のころのお話、
モスクワ音楽院に入ったころのお話など、興味深いものでした。
もっとお話をお聞きしたかったところで時間切れ。

また来年、話の続きをしに日本にくるからと
にこやかにおっしゃっていました。

一緒に行った 裕美子先生と途中のちょっとの時間にランチしたり
カフェに入ったりして、感動と学びを共有。
一緒に学べる指導者がそばにいてくれるって本当に幸せだなぁと思いました。

そして、やっぱりピアノってステキ♪

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この記事を書いた人

頓所 裕子のアバター 頓所 裕子 Allemandeミュージック 主宰

埼玉県飯能市山手町にあるピアノ・バイオリンの音楽教室
Allemande(あるまんど)ミュージック 主宰

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