ドレミの山とドシラの海

うちのお教室では季節によって強化指導(そんなに怖いものではありませんよ)があります。

今年の1~3月は音階強化中です。
最低でも1オクターブの音階、できる生徒さんは4オクターブまで。
そして最低CGFの調性。 できる生徒さんは12長調プラス短調。
それぞれの段階での練習です。

普段、バスティンメソッドを使っていますので、
ピアノレベル2からは音階の指導がありますが、
最近では早めに音階に入っていくようにしています。
弾ける曲の幅が広がりますので。

さて、こちらは
入会6ヶ月目の年長さん。

導入の時に以前、松本裕美子先生のプライベートセミナーで(裕美子先生のブログはこちら)ヒントをもらった
「ドレミの山」「ドシラの海」
いつもは私が作成してプリントしたものを渡していましたが、
Mちゃんはお絵かきが好きなので
1回目のレッスンでスケッチブックにかいてもらいました。
小さいお山や浅く潜った海のお魚は5指の「ド~ソ」 「ド~ファ」
大きなお山や深く潜った海のお魚は1オクターブです。

そこから発展させて五線ノートに。

すでにMちゃんにイメージの中にあります。
海の方にはタコやおサカナ、山の方には太陽や木を書いてくれました。

今では音階を弾くようになりました。

「線、間」と書いていて、うっかり下の「シ」のおとまで書いてしまいました。
「どうしようか~?」
「その音おサカナにしましょう。そして潜っていっておサカナ取るの。どう?」
と提案したらとても喜んで
「シ」の音をサカナに書き直し
「ドシラソファミレド~おサカナを取って~ドレミファソラシド」としました。
楽しそうに書いた後、やはり楽しそうに弾いていました。

たかが音階、されど音階
大切な練習ですが、
イメージを持って弾くことで
楽しい練習になることを
Mちゃんが改めて教えてくれました。

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この記事を書いた人

頓所 裕子のアバター 頓所 裕子 Allemandeミュージック 主宰

埼玉県飯能市山手町にあるピアノ・バイオリンの音楽教室
Allemande(あるまんど)ミュージック 主宰

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