言葉とフレーズ
今日は小学校の一年生に読み聞かせに行きました。
絵本2冊とお話1つ。
「ふゆをおいだせ」は「まゆとおに」で有名な富安陽子さんの絵本。
きつねたちが寒い冬が嫌で冬を追い出そうとするお話。
今日、読んでいてきつねたちが焚火をする場面でふと
童謡の「たきび」を思い出しました。
♪かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
私は幼いころこの歌の最後のフレーズを何故か
「おち ばた き」(落ち 端 き)と
思い込んでいて、「意味が解らない」と思っていました。
なんで そんなところで分けてしまったのでしょう(謎)
言葉はフレーズの切れ目が違うと
意味が違う文章になってしまうことがあります。
生徒さんが、スラーやフレーズと守らない時
たとえ話でよくするのが こちら。もっとありますが。
きょうふのみそしる
恐怖の 味噌汁
今日 麩の 味噌汁
たこのぼうれい
タコの 亡霊
凧 登れ~
音楽にも作曲家が
ここまで一息にと音楽の言葉をつなげてほしいと
願いを込めて
スラーを書くのだから、
勝手に作り替えると違う音楽になってしまうのだとお話します。
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今日の読み聞かせは他に
いつも一年生に定番で語っている
世界の民話より「アナンシと5」
そして明日から明後日にかけての満月がスーパームーンなので
「お月さまってどんなあじ?」を読みました。
ちょっと時間オーバー。
途中でチャイムが鳴ってしまったのに
子どもたちは集中して聴いていたようで気が付かず。
「はい、今日はこれでおしまいね」
というと
「え~チャイムなっていないし!」
「もう一冊読んで!」と声が上がりました(笑)
また行くからね。